賃貸物件に求める条件は人によって異なりますが、なかには設備の充実度を重視している方もいらっしゃいます。
しかし、実際にその設備を使用してみて初めて不便さに気付くケースもあるため、注意が必要です。
今回は、賃貸物件の設備のなかでもサンルーム・ロフト・室外洗濯機置き場の不便なポイントをご紹介します。
賃貸物件の意外と不便な設備①サンルーム
サンルームとは、日光を効率良く取り入れるために屋根や壁をガラス張りにした部屋のことです。
しかし断熱材が入った壁面が少なく、外気温の影響も直接受けるため、夏は暑く冬は寒いデメリットがあります。
常に屋外にさらされていることからどうしても窓にホコリやゴミなどが付きやすく、定期的に掃除をしなければならない点もデメリットと言えるでしょう。
ただし、サンルームがあれば雨の日でも洗濯物を干すことが可能です。
また、サンルームをとおして室内に日の光が入り込むため、明るく開放的な空間で生活できるメリットもあります。
賃貸物件の意外と不便な設備②ロフト
部屋の上層にロフトが設けられた賃貸物件を探している方も多いのではないでしょうか。
しかし窓や空調の位置によってはエアコンの効率が悪くなり、電気代がかさむ可能性があります。
熱い空気は上昇することから、夏場はとくに室温が上がってしまう点にも注意が必要です。
いちいちはしごや階段を使って昇り降りしなければならない点に不便さを感じる方もいるでしょう。
ただしロフトがあれば居室内に開放感が生まれ、また収納部屋として活用することで居住スペースを広々と利用できるメリットもあります。
賃貸物件の意外と不便な設備③室外洗濯機
賃貸物件のなかには、洗濯機置き場が室内ではなく、バルコニーや玄関脇の外廊下などに設けられているところもあります。
洗濯機を室外で使用すると雨や風などの影響を受けてどうしても機体が傷みやすく、故障しやすい点がデメリットです。
洗濯をするためにわざわざ外に出る必要がある点もデメリットと言えるでしょう。
女性の一人暮らしの場合には、下着泥棒にも気を付けなければなりません。
ただし、室外に洗濯機置き場のある賃貸物件は比較的家賃が安い傾向にあるため、毎月の住居費を節約したい方には向いていると言えるでしょう。
また、万が一洗濯機が壊れて水漏れを起こした場合でも、室外にあれば室内が水浸しとなって階下の方に迷惑をかけることもありません。
まとめ
賃貸物件の設備のなかでも、サンルームやロフト、室外洗濯機は実際に使用すると不便に感じる点が多々あります。
しかしそれぞれメリットもあるため、賃貸物件を借りる際にはメリットとデメリットの両方を検討したうえで判断することが大切です。
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