近年、家具などがあらかじめ備えつけられた「家具家電付き」の賃貸物件が増えています。
しかし、家具家電付き賃貸物件に入居するのと各自で買い揃えるのでは、どのくらい金銭的に差があるかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、家具や家電を自分で揃えたときとの金銭的比較や、家具家電付き賃貸物件に入居するメリット・デメリットについて解説します。
家具家電付き賃貸物件と各自で購入したときの費用を比較!
家具家電付き賃貸物件では、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ベッドやテーブルといった、生活に必要な家具や家電があらかじめ用意されています。
しかし、通常の物件と比較して、家賃が高く設定されているケースが一般的です。
一人暮らしの方が必要最低限の家具や家電を買い揃えるためにかかる費用は、およそ18万円~30万円程度だと言われています。
では、家賃5万円の物件で家具家電を20万円以内で揃えたケースと、家賃6万円の家具家電付き賃貸物件に入居したケースを比較してみましょう。
すると、家賃の差額が1万円のため、2年目には家具にかかったコストと家賃の差額が並びます。
そのため、3年目以降は家具や家電を自費で揃えたほうが、全体の出費としては安く抑えられるのです。
家具家電付き賃貸物件に入居するメリットとは?
家具家電付きの賃貸物件を借りる最大のメリットは、短期間の入居であれば初期費用が抑えられる点です。
そのため、急な引っ越しが多い方や短い期間での単身赴任などであれば、家具や家電を購入するよりコストがかかりません。
また、引っ越しが手軽に済むほか、入居後すぐに生活を始められるメリットもあります。
さらに、家具や家電が劣化により故障したときなどは、修理費を大家さんや管理会社で負担してくれる点もメリットです。
家具家電付き賃貸物件に入居するデメリットとは?
家具家電付き賃貸物件では、新築物件や老朽化で家具や家電を入れ替えた場合を除き、ほとんどのケースで前の入居者が使っていた家具や家電を使用することになります。
そのため、家具や家電の状態が良くなかったり、故障したりしているケースも少なくありません。
また、必要のない家具や家電があっても引き取ってはくれないケースがほとんどのため、室内に不要な家具や家電が増えやすい点がデメリットです。
さらに、インテリアにこだわりたいという方や、家具・家電の性能を重視する方は、備え付けの家具や家電に不満を抱くかもしれません。
通常の賃貸物件に比べて家賃が高いケースが多いため、長期的に考えるとお金がかかってしまう点もデメリットです。
まとめ
長期的に生活することを考えると、家賃の差額によっては家具家電付き賃貸物件よりも、通常の賃貸物件のほうが安く済むことがあります。
家具家電付き賃貸物件は家具や家電が古く、性能を選べないなどのデメリットがある反面、短期的な入居であれば引っ越し費用や初期費用を節約できるメリットがあります。
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