賃貸物件を探す際、エレベーターの設置を条件にする方は少なくありません。
エレベーター付きの物件は魅力的ですが、このタイプの物件を選ぶ際の注意点などもいくつかあります。
この記事では、賃貸物件をお探しの20代から30代の社会人かつ単身者の方に向けて、エレベーターが設置されている物件について解説しています。
メリットや注意点も説明していますので、ぜひ参考にしてください。
人気の設備であるエレベーターが設置されている賃貸物件のメリット
高さ31mを超える建物には、エレベーターの設置義務があると「建築基準法」で定められています。
しかし、最近では、31m以下のマンションでも、6階建てくらいになるとエレベーターが設置されている場合がほとんどです。
深夜疲れて帰宅したときに、階段の上りを苦痛に感じる方は少なくありません。
また、体調が悪いときやケガしているとき、重い荷物を運ぶときなどはエレベーターの便利さを痛感するはずです。
このように、場面によってエレベーターは何ものに代えがたいものといえるでしょう。
人気の設備であるエレベーターが設置されている賃貸物件の注意点
エレベーターは便利だとはわかっていても、2、3分でも待つのが嫌だという方も多いでしょう。
とくに朝の通勤時間帯などはイライラする方も少なくありません。
住み始めてから後悔しないためにも、総戸数に対して適切な台数のエレベーターがあるのかなどを事前にチェックする必要があります。
内覧する際は、質問事項のなかに「エレベーターの混雑時間帯・待ち時間」を入れて、自分の通勤時間に影響するか調べておくことも大切です。
また、利便性を重視する方は、エレベーターホールに少しでも近い部屋がよいと考えるでしょう。
しかし、便利さのみで選んだ場合、毎日聞こえる音に悩まされる可能性があります。
エレベーターが上下に動く際の音や開閉音、さらに廊下の足音などは、毎日聞き続けているとストレスになってしまうかもしれません。
利便性を重視する方は、物件を見学する際、部屋の中でどの程度音が聞こえるのかもチェックしておくとよいでしょう。
さらに、エレベーターは犯罪が起こりやすい密室です。
防犯カメラがあれば抑止力になりますが、築年数が経っている物件は設置されていない場合もあるので注意しなくてはなりません。
以上のような注意点をクリアしていれば、エレベーターが設置されている賃貸マンションでの暮らしは心地よいものです。
しかし、安全のためには、メンテナンスなどの管理費が必要になります。
そのためエレベーターなしの物件に比べて、共益費が高くなってしまうことがデメリットでしょう。
まとめ
エレベーターは、毎日の生活を快適にしてくれる便利なものです。
賃貸物件を探す際は、ただエレベーターがあるからよかったと満足せず、共益費や総戸数に対する台数、音などをチェックするとよいでしょう。
ぜひ、納得できる物件選びをして快適な毎日をお過ごしください。
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