寺院とは、一般に仏教を信仰する修行者にとっての住居であり、信仰の中心であるほか、観光などの目的からも参拝客が訪れる場所です。
東京都大田区にも、長い歴史と信仰心を集める寺院が複数あり、地域住民から親しまれています。
今回は、大田区にあるおすすめの寺院をご紹介します。
大田区で訪れておきたいおすすめ寺院「池上本門寺」
初めにご紹介する「日蓮宗大本山 長栄山 池上本門寺」は、東京都大田区池上に位置する日蓮宗の大本山です。
池上本門寺は、弘安5年に日蓮聖人が入滅(臨終)された霊跡として、700年以上法灯を護り伝えるほか、布教の殿堂としてさまざまな布教活動を展開しています。
境内には本殿、大堂のほかに長栄堂、日朝堂、などのほか、奥庭として松涛園が位置しており、これは桂離宮の建築と造園で名高い小堀遠州によって造園されたと伝えられています。
厄除開運、徐災得幸、当病平癒、身体健全、家内安全、心願成就など、さまざまな祈願を受けることができます。
●所在地:東京都大田区池上1-1-1
●閉園日:なし
●開園時間:なし
●アクセス:東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
●駐車場:有
あわせて、食事や写真撮影のできる朗峰会館、スポーツ文化活動などの拠点である朗子会館もまた、本門寺の関連施設として大田区池上に位置しています。
大田区で訪れておきたいおすすめ寺院「萬福寺」
「曹洞宗 慈眼山 萬福寺」は、大田区の南馬込に位置しています。
800年を超える歴史を持ち、本尊には阿弥陀三尊を祀っていることでも有名です。
萬福寺ではとくに地域への密着を強く力を注いでおり、さまざまな年中行事を開催しています。
行事には大般若祈祷会や涅槃会、花まつり、写経会などが挙げられ、多くの地域住民が参列しています。
また、萬福寺では納骨墓をもち、宗旨や宗派に関わらず生前契約や納骨など受け付けています。
ほかにも、小説家・詩人として活躍した室生犀星とゆかりのある寺院として、境内には彼の作品の一つ「陽炎」の石碑が建立されています。
また室生犀星の作品「春の詩」で描かれる「うつくしきみ寺」は、萬福寺のことを指しており、桜の季節には詩の情景そのままの景色を楽しむことが可能です。
●所在地:東京都大田区南馬込1-49-1
●閉園日:なし
●開園時間:受付対応時間午前8:00~午後6:00頃
●アクセス:都営浅草線 馬込駅から徒歩15分
●駐車場:有
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まとめ
今回は、大田区にあるおすすめの寺院をご紹介しました。
住まいの近くに寺院があると、日頃のお散歩から有事の祈祷、供養の依頼先としても、心強い存在となってくれます。
気になる方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
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