賃貸物件を探している際に、ベランダがあるかどうかで家賃が変わる場合には、どちらの物件を選択すべきか、悩む方も多いでしょう。
実はベランダは、洗濯物や布団を干したり、ガーデニングチェアやキャンプ用品などを置いてくつろぐことのできる空間にしたりと、さまざまな活用方法があります。
今回は、賃貸物件をお探しの方やお住まいの方に向けて、ベランダの基礎知識や有効活用の方法についてご紹介します。
賃貸暮らしで活用したいベランダの基礎知識
ベランダの基礎知識
ベランダとは、通常2階以上の部屋についている、屋根のある屋外スペースのことを指します。
これに対し、屋根のないものをバルコニー、地上階に付設した屋外スペースをテラス、下階の屋根を利用して作られる物をルーフバルコニーと呼びます。
これらの設備は賃貸物件において、一般に「居住者の専用使用が認められる共有部分」とみなされています。
入居者が自由に使える場所でありながら、緊急時にはほかの住民が避難経路として使用できる場所でもあるため、荷物の置き方や、すぐに逃げられるスペースを確保しているかどうかに注意したうえでの使用が求められます。
ベランダの有効活用術
●収納スペースとして:防水性のある、屋外用の収納ベンチやボックスを設置することでベランダ収納が実現
●ウッドデッキやウッドタイルを敷いてアレンジ:すのこやタイル、人口芝生などを敷くことで気分転換や模様替えが可能
●べランピング:ローチェアやハンモック、ピクニックシートを活用すれば、お家でキャンプを楽しむことが可能
賃貸物件のベランダを活用するうえで知っておくべき注意点
集合住宅のトラブルのうち、ベランダで発生するトラブルは少なくありません。
ベランダを上手に活用していくためにも、あらかじめ次のような注意点を把握しておくことが重要です。
騒音や振動・においに注意
ベランダでDIYやガーデニング、複数人での飲食、喫煙などをする場合は、近隣住民への配慮が必要です。
特ににおいに関して、外に洗濯物や布団を干しているとにおいがついてしまうことがあり、住民間のトラブルにつながりかねません。
物を落とさないように注意
うっかり小物や鉢を落としてしまうと、階下の事故につながるほか、ゴミや洗濯物を落としてしまうと、近隣住民に迷惑がかかってしまいます。
布団やカーペットを干す際もしっかりと固定するなど、ものが落ちないように注意が必要です。
まとめ
今回は、賃貸物件をお探しの方やお住まいの方に向けて、ベランダの基礎知識や有効活用の方法についてご紹介しました。
自分の部屋についている設備であるため、失念してしまいがちですが、ベランダは集合住宅の共有部分にあたります。
注意点を把握したうえで、自分らしい有効活用方法を試すとよいでしょう。
株式会社大栄リアルエステートは、一人暮らし向けの賃貸物件を多数取り扱っております。
大田区蒲田エリアでお部屋をお探しなら、当社までお気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓