同棲するために賃貸物件を借りるとき、多くの場合、必要となるのが保証人。
保証人は契約者が家賃滞納などのトラブルを起こしたとき、代わりに責任を負う立場です。
そこで、どのような人に頼むのがいいのか、賃貸契約をするうえでの注意点など、カップルさんならではの疑問に答えていきます。
同棲するときは保証人の位置づけを理解することが大切
賃貸契約の保証人の多くは、連帯保証人という位置づけです。
連帯保証人になると、家賃滞納時の請求など借り手と同じだけの責任を負うため、保証人は、借り手と近い立場の人が求められる傾向があります。
関係が遠くなればなるほど、審査が通りにくくなります。
そのため両親などの親族を立てることが基本。
同棲を知られないように、友人に依頼することはできますが、審査はかなり厳しくなります。
同棲のために賃貸契約するなら保証人は2人
カップル同棲の場合、どちらか1人が契約するのではなく、2人とも契約者と位置づけることが主流です。
これは、同棲が解消されたときのリスクを回避するため。
どちらか一方が退去すると、2人で負担していた家賃を1人で負担しなければならなくなり、家賃の支払いが中断される可能性があります。
また、同棲カップルが賃貸物件に入居するとき、保証人は2人になることが大部分で、カップルそれぞれの親など保証人を2人立てさせます。
カップルで収入の多い方だけを賃貸物件の契約者とすることもありますが、その場合でも、それぞれの親族を保証人とします。
つまり、基本的には2人の保証人が必要ということ。
ただ、家賃が相場より安い賃貸物件の場合など、契約者も保証人も1人でいいケースもあります。
こっそり同棲したら保証人に連絡が行くことがある?
保証人が1人しか立てられなかったり、どちらかの親に内緒で同棲をしたいというケースもあるでしょう。
また、最初はひとりで暮らしていたけど、途中からカップル同棲をスタートさせる人もいます。
こういった場合、契約上は1人で住むということにするパターンがあります。
これは注意が必要で、こっそり賃貸物件で同棲していることが見つかったら違反とみなされ、強制的な退去や違約金の支払いを求められることもあります。
それに応じずに同棲を続ければ、保証人である親に連絡がいくことも考えられますので、十分注意しましょう。
まとめ
2人で新生活をスタートさせる際、別れたときのことはあまり考えないのが自然な流れですよね。
しかし、賃貸物件を借りることはれっきとした契約。
契約には責任をもつとともに、同等の責任を有する保証人を立てることになるので、2人の将来のことも念頭におきながら、部屋を借りることが大切となります。
私たち大栄リアルエステートでは、カップル向けの賃貸物件を豊富に取り揃えております。
これから同棲をお考えでしたらぜひ、当社までお気軽にお問合せください。