賃貸物件では一般的に契約期間が決められており、満期がくると契約の更新をするのか退去するのか決めなければなりません。
この時更新すると同じ物件に住み続ける事ができますが、更新料が発生するため「引越した方がお得なのでは…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回、賃貸の更新と引越しではどっちがお得なのかお話しします。
賃貸の「更新」？「引越し」？①：更新の場合
＜更新のメリット＞
賃貸を更新するメリットといえば、やはり住み慣れた家で引き続き暮らせるという事があげられるでしょう。
同じ物件に住む方や物件に特別不満がない場合は、安心した暮らしを持続する事が可能で、新生活にかかる手間やお金をカットする事もできます。
また場合によっては家賃の交渉ができる可能性もあり、今後の住居費を削減できる可能性も。
＜更新のデメリット＞
賃貸を更新するデメリットは、更新に関わる各種料金が発生する事でしょう。
一般的に1ヶ月分の家賃を更新料として支払う必要があり、同じく火災保険や保証会社の更新料もかかります。
毎月支払う家賃以上の費用が必要になるため、金銭的負担が大きくなります。
そのため更新するさいの費用は決して小さいものではなく、まとまった資金が必要になるんです。
賃貸の「更新」？「引越し」？②：引越しの場合
＜引越しをする場合のメリット＞
引越しをする選択をした場合のメリットは、住む場所を再検討する事ができるので、よりよい環境で暮らせる可能性がある事です。
選んだエリアによっては通勤・通学の時間が短縮出来る事もあり、また近場に生活便利施設がある事も。
また引越しは断捨離のチャンスでもあるので、必要な物と不要な物をスッキリと分ける事が可能ですよ。
＜引越しをする場合のデメリット＞
引越しをする事でのデメリットは、新居を探す手間や費用の面があげられます。
引越しには物件探しのほか、業者への依頼や荷造り、新居での片付けなど手間と労力がかかりますよね。
また賃貸を契約するさいの初期費用や引越し費用、お部屋に合わせた家具・家電の購入や処分など大きな費用が必要になります。
賃貸の「更新」？「引越し」？③：どっちがお得なの？
では賃貸の契約期間満了時期がきたら、更新するか引越しをするかどっちがお得なのでしょうか。
費用面では更新の方がお得に感じますが、引越しをする物件の家賃や引越し時期によっては金額に大差がない事もあります。
また、家賃面や立地面を長い目で考えると引越しをする方がいい場合もあり、思い切って新居を探すという選択肢も間違えではないでしょう。
しかし住んでみないと分からないマイナスの面や、引越しに関する各種費用にプラスした生活費など、リスクや資金の問題もある事を理解する必要があります。
まとめ
いかがでしたか？
賃貸の更新か引越しかは、一概にどっちがお得かは言えないのが実際です。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、それらを比較したうえで検討して下さいね。
私共大栄リアルエステートでは、様々な賃貸物件を取り扱っております。
家賃面や立地など様々な条件でのお部屋探しをお手伝い致しますので、お気軽にご相談下さいませ。
