賃貸物件を借りる時は、敷金礼金や前家賃・引っ越し代と、何かとお金がかかるものです。
「新しいお部屋に住めるのは嬉しいけど、この初期費用の負担が少しでも軽くなればなぁ」と思う方も少なくないでしょう。
そんな方のご希望を叶える物件として近年注目を集めている賃貸物件が『フリーレント賃貸物件』です。
今回は、このフリーレント賃貸物件についてご説明しましょう。
フリーレント賃貸物件とは?
フリーレント賃貸物件とは、一定期間の家賃が無料で借りられる賃貸物件のことです。
フリーレントの期間は物件によって異なりますが、だいたい1ヶ月や2ヶ月、長くて3ヶ月で設定されていますので、物件情報をよく確認しましょう。
フリーレント賃貸物件のメリット・デメリット
ではここからは、フリーレント賃貸物件のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
フリーレント賃貸物件のメリット
・一定期間家賃が無料になるので、初期費用を抑えられる。
・就職や転職など、収入がまだ安定しない時期でも家賃滞納の心配がない。
・次の契約更新までに支払う家賃の総費用が安く済む。
例:家賃10万円の賃貸物件を2年契約した場合
10万円×24ヶ月=240万円
・条件次第では、ご自身にとって好条件の賃貸物件を見つけることができる。
家賃10万円の賃貸物件を2年契約(うち最初の2ヶ月はフリーレント)した場合
10万円×22ヶ月=220万円
フリーレント賃貸物件のデメリット
・契約期間中の解約ができない。
・フリーレント期間の起算日によっては、丸々1ヶ月無料などではなく日割り計算分しか適用されない。
・管理費や共益費はフリーレント対象外。
フリーレント賃貸物件のデメリットは、金銭的負担が軽減される分、契約時の条件が若干厳しくなるケースがほとんどです。
また、フリーレント期間の起算日がいつとなるかは管理会社やオーナーさん次第。
そのため、月の途中から入居してその日から1ヶ月分の家賃が無料だと思っていたら、日割り計算した当月分の家賃だけがフリーレントで、翌月の家賃は通常通り支払いが必須というケースも。
そして、一般的に家賃に含めて考えられることが多い管理費や共益費なども無料だと思っていたら、それは例外でフリーレント期間中も支払いが必要となるケースもあるようです。
安易に無料だからお得と考えるのではなく、フリーレント期間の起算日や期間中の管理費・共益費の支払い方法など、契約内容について事前にしっかりと確認しましょう。
まとめ
リーズナブルに新生活をスタートできる反面、デメリットもそれなりに大きいフリーレント賃貸物件。
私たち大栄リアルエステートでは、フリーレント賃貸物件も含めた京急川崎駅の賃貸物件も複数ご紹介しています。
京急川崎駅周辺で賃貸物件をお探しの方は、ぜひ当社へご相談下さい。
【京急川崎駅メモ】
川崎市川崎区に所在する、京急本線の駅。
JR川崎駅とはほぼ向かいあうように立地しており、地下街を通じてアクセスすることが可能です。
京急本線内の快特停車駅となっているため、品川・横浜・羽田空港方面へのアクセスも良好です。