今回は、賃貸物件の害虫問題がテーマです。
賃貸物件に害虫が出る主な原因、害虫が出たときの費用負担は大家か入居者のどちらなのか、賃貸物件で害虫が出ることが多い階層はあるのかなど、虫が苦手な方が気になる問題についてひとつひとつ解説していきます。
賃貸物件にこれからお住まいの方もぜひチェックしてみてください。
賃貸物件に害虫が出る主な原因とはどんな原因なのか?
賃貸物件に害虫が出る、その主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
●引っ越し時の家具や段ボールに害虫や害虫の卵がついている
●風通しのために窓を開けていることが多い
●賃貸物件のすぐ近くに川や公園などがある
●ドアポストなどの隙間から害虫が侵入してくる
●日当たりが悪くじめじめとした環境で害虫が発生しやすい
●掃除をしないなど入居者が不衛生な生活をしている
●前の住人が不衛生な生活をしており、退去後の清掃が行き届いていない
●ゴミ置き場のマナーが悪く、収集日を守らないゴミに虫がたかる
ちなみにこの中で「風通しのための窓開け」による害虫侵入については、すぐにでも対策をすることが可能です。
網戸が右側になるようにすれば、窓を開けても害虫が入り込むような隙間はなくなります。
網戸が左側だと、窓を開けたときに小さな虫なら十分入れる隙間ができてしまうので注意しましょう。
賃貸物件に害虫が出ることの対策費用は大家負担?入居者負担?
賃貸物件に害虫が出ると、問題解決のために何らかの対策をする必要があります。
その対策費用は大家側が負担すべきなのか、入居者が負担すべきなのかというと、これは「害虫が出る主原因をつくってしまったのはどちらか」で判断が分かれます。
たとえば「建物が老朽化していて隙間だらけで害虫が入ってくる」「前の入居者が不衛生な生活をしていて、退去後の掃除が行き届いておらず害虫が残っていた」などの場合、害虫対策費用は大家の負担となります。
ですが「自分が掃除をさぼっていた」「持ち込んだ家具に虫や卵がついていた」などの理由で害虫が発生した場合の対策費用は、入居者負担となりますよ。
賃貸物件において害虫が出るという問題が発生しやすい階層とは?
賃貸物件において「害虫が出る」という問題が発生しやすい階層として挙げられるのは、1階・2階といった低層階です。
4階以上になると害虫の発生率はかなり下がってきます。
なお「5階以上になると害虫が出ることはない」という説が一部でささやかれていますが、これは誤りです。
実際は人と一緒に、あるいは人にくっついてエレベーターなどに乗って上層階にやってくることもあります。
上層階は低層階と比べれば害虫が出る可能性は圧倒的に低いものの、まったくのゼロではないということは理解しておきましょう。
まとめ
今回は「賃貸物件の害虫問題」をテーマとして、賃貸物件に害虫が出る主な原因としてはどんな原因があるのか、害虫問題の対策費用は大家と入居者のどちらが負担すべきなのか、害虫が出やすい階層はどこなのか、について解説しました。
上層階に行けば、害虫との遭遇率はまったくのゼロではないものグンと下がりますよ。
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