通常、新居への引越しは、物件探しから新生活までに1か月くらいかかることも珍しくありません。
しかし、転勤が急に決まったり、はじめての一人暮らしを決心したりしたときなどは、1日でも早く入居できる物件を探すのではないでしょうか。
賃貸物件のなかには「即入居可」の物件があります。
今回は、新生活を最短で始めるための即入居可物件について、入居までにかかる日数や準備の仕方をご紹介します。
即入居可の賃貸物件を借りたら最短でいつから住める?
不動産屋に訪問してその日のうちに物件が見つかっても、基本的にその場で賃貸借契約を結べません。
即入居可物件でも、入居できるまでには最低でも3日はかかります。
入居当日までにできることは、物件の内見と賃貸借契約の申し込みです。
即入居可物件のほとんどは、現在空き室になっている物件です。
万が一、恒常的に借主を探している物件であった場合、立地や間取りに問題があることが考えられるので、内見は省略しないようにしましょう。
内見が難しい場合は、率直に不動産会社へ物件情報を確認することが大切です。
賃貸の申し込みをしたら、入居審査がおこなわれます。
入居審査は、最短で1日で終わることもありますが、たいていは早くて2日、長くて10日くらいかかるでしょう。
その後、契約手続き、重要事項説明と進みますが、これらはまとめて1日で終わることが多いです。
契約申し込みと入居審査、あるいは入居審査と契約手続きも同日でおこなわれることがあります。
そのため、即入居可物件の入居日は、標準で3日から1週間程度と考えておくとよいでしょう。
即入居可の賃貸物件に最短で住むために必要なもの
なるべく早く住みたいなら、賃貸借契約に必要な書類の事前準備を進めておくことが肝心です。
不動産会社や物件によって賃貸借契約に必要な書類や様式は異なっても、住民票・印鑑証明などの役所関連の書類や収入証明書は必須だと考えておきましょう。
最近は、連帯保証人の代わりに家賃保証会社への加入を勧められる場合も増えていますが、連帯保証人が必要なケースもまだまだ多いです。
連帯保証人に関する書類では、保証人の印鑑証明や収入証明が求められることもあります。
家賃保証に加入する場合、保証人の収入証明書までは求められなくても緊急連絡先情報は必要です。
保証人については、あらかじめ誰に依頼するか決めて本人の承諾を得ておくとよいでしょう。
入居者が学生の場合は学生証、入学転居の場合は合格通知書、就職・転職後すぐなら内定通知書や労働条件通知書、自営業なら預金残高がわかる通帳のコピーも求められます。
家賃引き落としはネットバンク不可とされていることが多いので、専用口座を事前準備しておくことが望ましいです。
まとめ
即入居可物件の入居日を早くするのは本人の準備次第です。
ただし、入居を急ぐあまり物件の見極めが甘くなりすぎないように、立地や間取り、設備などはきちんと確認して選びましょう。
室内の様子がすべて外部から見えるのは、好ましくありません。
少なくともカーテンだけは、入居時に整えるのがおすすめです。
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