洗濯物を干したり家庭菜園をしたりと、さまざまな用途に活用できるベランダやバルコニー。
建物の外に突き出して設置されている屋根付きのスペースを「ベランダ」と呼び、屋根が付いていない場合は「バルコニー」と呼ばれます。
同じものと思っている人も多いかもしれませんが、実は屋根の有無で区別されます。
この記事では、ベランダとバルコニーの違いによるメリット・デメリットを紹介します。
ベランダとバルコニーはメリットに違いがあるの？
ベランダとバルコニーの違いは、屋根が付いているか付いていないかだけ。
そのため、メリットに大きな差はありません。
以下で詳しく見ていきましょう。
＜共通のメリット＞
ベランダとバルコニーの共通のメリットは、以下のとおりです。
・洗濯物や布団が外に干せる
・家庭菜園やガーデニングを楽しめる
・エアコンの室外機が置ける
・わざわざ外に出なくても外の空気が吸える
・広さがあれば、いすやテーブルを置いて食事などが楽しめる
・ゴミの一時保管として活用できる
・避難場所として活用できる
洗濯物を干したりガーデニングをしたりと、部屋以外にもプライベート空間を確保できるのはうれしいポイントですね。
＜ベランダ特有のメリット＞
ベランダ特有のメリットは、以下のとおりです。
・多少の雨でも洗濯物を外に干せる
・屋根付きなので部屋に直射日光が差し込むのを防いでくれる
外出時に急に雨が降っても、屋根が付いているベランダなら安心できますね。
＜バルコニー特有のメリット＞
バルコニー特有のメリットは、以下のとおりです。
・屋根がないため室内に光をたくさん取り込める
・天気がいい日は夕方まで室内が明るい
部屋が明るいと、気分良く生活できますね。
ベランダとバルコニーはデメリットに違いがあるの？
ベランダとバルコニーは、デメリットにおいても大きな差はありません。
以下で詳しく見ていきましょう。
＜共通のデメリット＞
ベランダとバルコニーの共通のデメリットは、以下のとおりです。
・設置するためにはコストがかかる
・室内面積が減る
・定期的に掃除をしなければいけない
・定期的に防水メンテナンス費用がかかる
・雨漏りのリスクが高くなる
・空き巣の侵入など防犯面に注意する必要がある
コストや掃除の手間がかかることが、大きなデメリットになります。
＜ベランダ特有のデメリット＞
ベランダ特有のデメリットは、以下のとおりです。
・屋根が付いているため太陽の光が入りにくい
・天気が悪い日は室内が暗くなりやすい
立地条件によっては、さらに室内に光が入りにくい場合もあるでしょう。
＜バルコニー特有のデメリット＞
バルコニー特有のデメリットは、以下のとおりです。
・直射日光が差し込むため紫外線が気になる
・太陽の光によって家具や衣類などが色あせやすくなる
バルコニー特有のデメリットは、遮光性カーテンを設置することで軽減できるでしょう。
まとめ
ベランダとバルコニーの違いは屋根の有無だけなので、メリット・デメリットにはそれほど差がないことがおわかりいただけたと思います。
生活スタイルに合わせて、お好みのほうを選んでみてくださいね。
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