「職住近接」なる言葉を初めて目にする方もいるでしょう。
しかし、文字を見てなんとなくその意味は推測できるはず。
「職住近接」とは読んで字のごとく、職場と住居の距離を近くすること。
つまり職場のすぐ近くに住むこと、自宅のすぐ近くで働くことです。
会社と自宅が近ければ、サラリーマンにはいろいろと便利な点が多いです。
一方で、物事にはメリットだけでなく、デメリットもつきものです。
そこで、サラリーマンが職住近接することのメリットとデメリット、どんな人が職住近接に向いているのかを見ていきましょう。
サラリーマンが職住近接について①メリット
サラリーマンが職住近接をするメリットとしてまず挙げられるのは、なんといっても日々の通勤時間が短くなることです。
東京都心の会社に勤めているサラリーマンの場合、埼玉県や千葉県から通うと、片道だけで1時間以上かかる場合もあります。
往復だと通勤時間は約2時間です。
会社からの片道の距離が短くても、乗り換えをはさむと、通勤時間は長くなってしまいます。
それを例えば、片道10分の往復20分に短縮できる、それが職住近接の最大のメリットです。
そうして通勤時間を1~2時間短縮すると、ほかのさまざまなメリットが生まれてきます。
まずは、サラリーマンの天敵、通勤電車でのストレスがなくなります。
満員電車に乗るストレスがなくなるだけでなく、電車の遅延で時間を奪われるストレスもなくなります。
ストレスのかからない生活を送っていると、精神的に余裕が生まれるため、何かストレスのかかるような事態に陥っても、落ち着いて対応できるようになるかもしれません。
さらに、通勤時間が減ると交通費も削減できます。
そして、浮いた時間を趣味や家事などに費やすことができます。
サラリーマンが職住近接について②デメリット
いいことだらけのように見えるサラリーマンの職住近接ですが、もちろんデメリットも存在します。
会社の近くに住む場合、家賃が高くなってしまう可能性があります。
オフィスが集中するような場所や繁華街、駅前は家賃が高くなりがちです。
また、生活圏内が自宅周辺に限られてしまうので、単調な生活になりがちです。
サラリーマンの職住近接について③向いているのはどんな人?
職住近接に向いているのは、オンとオフの切り替えができる人です。
仕事モードからオフモードに戻れない人や、オフモードから仕事モードに切り替えられない人には職住近接は向いていません。
まとめ
職住近接はメリットも大きいですが、このような働き方が向いていない人もいます。
メリットだけにとらわれず、自分に向いているかどうかをしっかりと見定めることが大切です。
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