インターネットの発達で、働く場所を選ばず、ノートパソコンやタブレットだけで仕事ができる時代になってきました。
そういった世情を受け、SOHOというスタイルが増えています。
今回は、SOHOの概要やポイントをご紹介します。
賃貸で借りた住居をオフィスに?SOHOという働き方:概要
SOHOとは「スモール・オフィス・ホーム・オフィス」の頭文字をとった言葉で、小規模オフィスや、住居兼事務所のことを指します。
インターネット回線さえあれば仕事ができる、という方が増えてきた現代では、主に、後者の住居兼事務所のことを意味して使われるようになってきていますよ。
そのため、本記事では住居兼事務所のことを中心に紹介していきます。
賃貸で借りた住居をオフィスに?SOHOという働き方:おすすめの間取り
住居と事務所を兼ねる上でおさえておきたいポイントが、間取りです。
住居スペースと作業スペースを分けられる間取りや、メゾネットタイプにしておけば、生活と仕事の切り替えがしやすく、同居している方へも影響が出にくくなりますよ。
最初におさえておきたいのが、トイレです。
打合せで来客のある方は、必ず意識していただきたいのですが、バス・トイレが一緒になっているタイプや、洗面所経由の間取りはおすすめできません。
訪問されたお客様が気を遣われてしまいますし、お客様が長居されてしまった場合、同居している方が身支度などで使用することができなくなりますので、なるべく避けましょう。
また、キッチンが壁に囲まれた独立型だと、リビングやダイニングにお客様をお通ししても、気を遣うケースが少なくなりますので、おすすめです。
さらに、インターネット回線を使用するお仕事でしたら、工事可能な回線の種類や、既に整備済みの回線があれば、その通信速度などを確認してから賃貸契約を結ぶと良いですよ。
賃貸で借りた住居をオフィスに?SOHOという働き方:注意点
SOHOを検討する際におさえておきたいのは、間取りだけではありません。
・電源コンセント、電話回線の位置と数
作業スペースとして検討している部屋のコンセントの位置や数、それに電話回線の場所も重要です。
せっかく住居スペースと分けても、コンセントが足りなくて、当初予定していた部屋から移動せざるを得なかったり、連絡用の電話やインターネット回線のモデムを遠くに設置しなければなりません。
・防音対策、または音が聞こえにくい配置になっているか
作業スペースでは長い時間、様々な音が出てしまいます。
キーボードの音や、電話・打合せでの喋り声、プリンターで印刷したり制作物を加工する音など様々です。
同居する方への配慮も必要ですが、賃貸である以上、お隣の方や上下階へ迷惑になっては、退去するような事態になりかねません。
ご自身の作業効率だけでなく、周囲への影響も考えて物件を検討しましょう。
まとめ
SOHOという住み方・働き方についてご紹介しました。
多種多様な働き方ができる一方で、賃貸である以上、注意すべきポイントも多くあります。
それらをしっかりおさえた上で、働きやすく、楽しい生活が送れるような物件を選びたいですね。
私共大栄リアルエステートでは、SOHO向きの物件を多数取り扱っています。
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