賃貸物件では、1階と2階以上では家賃に違いがあるのをご存知でしょうか。
一般的には階が高くなるほど家賃も高くなっていき、最上階の家賃が一番高くなります。
1階の部屋は犯罪被害に遭いやすいという話は聞いたことがあるかもしれません。
確かに1階は泥棒が侵入しやすいため、その点はデメリットと言えるでしょう。
防犯面以外に、2階以上の部屋が家賃が高くなる理由には何があるのでしょうか。
2階以上に住むメリット
冬でも暖かい
暖かい空気は下から上に上がっていきます。
そのため、階が高い部屋ほど下の階で暖められた空気が流れ込んでくるという事になります。
日当たりが良い部屋の場合、冬でもエアコンを使わなくても十分暮らせるそうです。
通りから部屋が覗かれない
1階の部屋の場合、道路を歩く人の目線の高さが部屋と同じになってしまう為、カーテンを開けると外から室内が丸見えになってしまいます。
虫が入ってこない
階層が高い部屋になると、夏には蚊が室内に入ってきません。
風通しが良いので湿気がこもりにくい
外部からの視線を気にせず窓を開けられるため、換気が頻繁に行えます。
そのためクローゼットにカビが生えるなんてことも避けられるでしょう。
他にも、高層階なら窓からの景色が楽しめる、外からの騒音が少ないといったメリットがあります。
2階以上に住むデメリット
1階に住むことに比べてメリットが多いように感じる2階以上の部屋ですが、一方でデメリットもあるようです。
夏暑い
冬暖かいのがメリットでしたが、逆に夏は高層階ほど熱くなるようです。
日当たりが良すぎる部屋は室温が高温になりすぎ、エアコンが効かないということも。
エレベーターが無いと不便
重い荷物を持って階段を上り下りするのは大変です。
4階以上に住むなら、エレベーターがある物件を選んだ方が無難でしょう。
簡単に見てきましたが、2階以上の物件に住むことはデメリットよりメリットの方が多いことがわかりましたね。
女性なら特に、オートロックや防犯カメラがあるなど防犯対策が強化されたマンションでないなら、2階以上の部屋を選んだ方が良さそうです。
家賃が安いからと言って安易に一階の部屋を選んで良いのか、契約する前に今一度メリット・デメリットを考えてみてくださいね。
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大田区メモ
全国初の特区民泊に取り組む大田区。
特区民泊とは、「国家戦略特区」という国の規制改革施策を活用し、旅館業法の適用を受けなくても区が定める条例で一般の住宅を宿泊業に活用できる事です。
羽田空港がある大田区では、今後も増え続ける旅行者に対応するため特区民泊を利用する事になりました。
区内に滞在する旅行者が増えることで地域の活性化に期待出来る一方、近隣住民への説明やゴミの適切な処理などルールに沿って民泊が実施されるよう期待したい所です。