賃貸物件を探しているとクッションフロアが使用されている物件が多く見受けられます。
ただ借主としては、その扱いや退去時の修繕などわからない部分も多いものです。
ではそのクッションフロアとはどういったものなのか、住むときの注意点や退去時の原状回復について解説していきます。
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賃貸物件でよく見るクッションフロアとは
クッションフロアとは、塩化ビニール素材で作られたシート状の床材で、幅は182cm、厚さは1.8~3.5mmのものが主流となっています。
建築業界ではCFと呼ばれるこの床材の特徴は、防水性が高く施工費が安価な点で、とくにキッチンや洗面所など水回りで使われるものです。
また木目調や柄タイプ、その模様に合わせて凸凹がつけられているものなど、そのデザインの豊富さも人気の秘密です。
ただその名のとおりクッション性があるやわらかな質感をもつため、家具を撤去したときに設置跡がつく場合があります。
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クッションフロアが貼られた賃貸物件の注意点
注意点ですが、その素材と質感により変色しやすく、原因としては椅子やバスマットの色移り、コーヒーなどしみ跡、ゴム製のすべり止めによる化学変化があります。
またカビが生えやすいのも注意点として知っておく必要があり、防カビ加工はされていますが経年劣化で性能が落ちているケースも考えられるのです。
素材である塩化ビニールは軽くてやわらかく加工しやすいメリットがありますが、逆に裂けやすい素材とも言え、傷が入ると簡単に裂けるのでこちらも注意が必要です。
ほかにも結露や湿気によって床材が反ってくる可能性があり、端から剥がれるケースも珍しくはありません。
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クッションフロアがある場合の賃貸物件での原状回復
賃貸物件を退去する際、クッションフロアに故意や過失による損傷があれば、原状回復の義務が発生し、入居者に修繕費用の支払いが求められます。
その修繕費用の目安としては、1㎡あたり3,000円程度、損傷の箇所が全体に広がっている場合は、全面張り替えとなり6畳の部屋であれば4.5万~10万円となります。
ただ家具の設置跡のへこみや日光による変色は、貸主側負担による修繕となり退去費用には含まれません。
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まとめ
クッションフロアは塩化ビニール素材の床材で、加工しやすく価格も安いため賃貸物件によく使われています。
ただ化学変化による変色や色移り、やわらかい性質のため傷が入りやすいなど注意点もあります。
退去時には、故意や過失による傷などには修繕費用が発生しますが、へこみは対象外となるため、その点は確認が必要です。
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