近頃よく耳にする「リノベーション」という言葉。
賃貸物件を探す際に、気になっている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は「リノベーション」についてご紹介。
リフォームとの違いや、リノベーション物件のメリット、そしてデメリットとその解決法についても解説していきます。
賃貸のメリットもそれぞれ?リノベーションとリフォームの違いとは
賃貸情報などを見ていると、目にする「リフォーム」と「リノベーション」という言葉。
この2つの違いを説明できる方は少ないのではないでしょうか。
リフォームとは、経年劣化した設備を修理したり、汚れた壁紙をきれいに張り替えたり、つまりは「原状回復」するということ。
一方リノベーションとは、リフォームよりも大規模な工事を伴う「間取りの変更」や「水道管交換」などのことをさし、原状回復というよりも「築年数のたった物件に付加価値を与える」というイメージに近いものです。
そんなリノベーション賃貸のメリットといえば、内装は新築同様のきれいさにもかかわらず、新築物件よりも安い家賃で借りられるということ。
また、一般的な賃貸物件とは少し違った、デザイン性の高い部屋が多いのもリノベーション物件の特徴です。
そのお部屋のコンセプトが自分の好みに合っているのであれば、大きなメリットであるといえるでしょう。
リノベーション賃貸はメリットだけじゃない!デメリットを理解しよう
一方で、リノベーションの賃貸物件にもデメリットはあります。
まず、築年数の古さによる耐久性や耐震性への不安です。
特に、建築基準法によって強度の決まりが厳しくなった1981年以前に建てられている場合は、しっかりと基礎部分の確認をしておくことをおすすめします。
また、築年数が経っている賃貸物件の場合、電気容量が少なく、現在の生活環境では足りなくなってしまう可能性があります。
賃貸によっては契約内容を変更できる場合もあるので、電力会社に相談してみましょう。
さらに、「住宅性能表示制度」ができた2000年以前に建てられた賃貸は、遮音性が低い場合もあります。
遮音性に関しては入居してから気づくという方も多いため、内覧の際に壁をノックしてみたり壁に耳を当ててみるなどして可能な範囲でチェックしておきましょう。
まとめ
近頃は築年数のたった団地やハイツにレトロな魅力を感じる方が増えており、リノベーションへの注目も高まっています。
デザイン性が高く家賃もお得感があるリノベーション賃貸ですが、物件選びの際にはデメリットの部分もしっかりと把握したうえで、きちんと「見えない部分」の確認も怠らないようにしましょう。
私たち株式会社大栄リアルエステートは、追い焚き機能付きの物件や、様々な設備が付いている物件を取り扱っています。
取り扱っている物件などに関するご質問やご相談は、ぜひ当社までお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓